【沖縄リフォーム】フルリフォームと建て替え、どっちが正解?

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「うちの家、フルリフォームで何とかなる? それとも建て替えたほうがいいの?」——これはフルリフォームを調べる人が必ずぶつかる”最初の大きな分かれ道”です。この記事では、両方のメリット・デメリットを比べたうえで、「あなたの場合はどっちが向いているか」を判断するための考え方をお伝えします。
そもそも何が違うのか、ひとことで言うと
| フルリフォーム | 建て替え | |
|---|---|---|
| やること | 骨組みを残して中身を全部新しくする | 一度壊して、ゼロから建て直す |
| 期間の目安 | 3〜6ヶ月(設計含めると半年〜) | 6ヶ月〜1年以上 |
| 費用の目安 | 500万〜2,000万円 | 1,500万〜3,500万円以上(30坪目安) |
| 住所の変更 | なし | なし(同じ土地の場合) |
| 間取りの自由度 | 構造による制約あり | ほぼ自由 |
フルリフォームが向いているケース
ケース① 家の骨組みがまだしっかりしている
たとえるなら、エンジンは好調だけどボディが傷だらけの車。 走る機能には問題ないから、外装と内装をきれいにすれば十分長く使えます。
築20〜30年でも、基礎や柱に大きな問題がなければ、内部をすべて新しくすることで新築のような住み心地を手に入れることが可能です。
ケース② 今の間取りが大きく変わらなくていい
「部屋の数はこのままでいい、でもキッチンを広くしたい」「リビングとダイニングをつなげたい」といった”微調整レベル”の変更なら、フルリフォームの得意分野です。
ケース③ 費用をできるだけ抑えたい
一般的に、フルリフォームは建て替えの6〜7割の費用で収まります。ただし、後ほど説明する「フルリフォームのほうが高くつくケース」もあるので注意が必要です。
ケース④ 「この家」に愛着がある
長年住んだ家には思い出が詰まっています。「柱のキズは子どもの成長記録」「おばあちゃんが建てた家を残したい」——そんな気持ちがある場合、骨組みを活かすフルリフォームは精神的にも満足度が高い選択です。
ケース⑤ 建て替えができない土地に建っている
実は、すべての家が建て替えられるわけではありません。法律が変わったことで、「今の家を壊したら、同じ大きさの家は建てられない」「そもそも新たに建物が建てられない」というケースがあります。
建て替えが向いているケース
ケース① 基礎や構造に深刻な問題がある
基礎にひび割れが多い、柱が腐食している、地盤が沈下している——。エンジンが壊れた車を無理に直しても、いつまた壊れるか分からないのと同じ で、ここまで傷んでいると、フルリフォームしても長持ちしない可能性があります。
ケース② 間取りを根本から変えたい
「2階建てを平屋にしたい」「部屋の配置をまるごと変えたい」など、構造レベルの大幅な変更を望む場合は、建て替えのほうが自由度が高く、結果的にコストパフォーマンスが良いことがあります。
ケース③ 家の性能を最新基準にしたい
地震への強さや断熱性能を最新の基準にしたい場合、フルリフォームでもある程度は改善できますが、限界があります。ゼロから設計する建て替えなら、最新の基準を余すことなく取り入れられます。
見落としがちな「隠れコスト」を比べる
費用を比べるとき、多くの人が「工事費」だけを見て判断しがちです。でも実際には、工事費以外の費用がけっこうかかります。
フルリフォームの隠れコスト
仮住まい費用(工事中3〜6ヶ月間の家賃・光熱費)、引っ越し費用(仮住まいへの往復で2回分)、荷物の保管費用(トランクルームなどの利用料)、そして追加工事費(壁の中の傷みなど、予期しない修繕)。
建て替えの隠れコスト
解体費用、仮住まい費用(フルリフォームより長期間になりがち)、引っ越し費用(同じく2回分)、各種申請費用(確認申請、登記変更などの手続き費用)、地盤調査・改良費(地盤が弱い場合は補強工事が必要)。
判断フローチャート:あなたはどっち向き?
以下の質問に答えてみてください。
Q1. 家の築年数は40年以上? → Yes:建て替え寄り → No:Q2へ
Q2. 基礎にひび割れや傾きがある? → Yes:建て替え寄り → No:Q3へ
Q3. 間取りを根本から変えたい?(例:2階建て→平屋) → Yes:建て替え寄り → No:Q4へ
Q4. 「この家を残したい」という気持ちがある? → Yes:フルリフォーム寄り → No:Q5へ
Q5. 予算は1,500万円以下に収めたい? → Yes:フルリフォーム寄り → No:どちらも検討の価値あり
もちろんこれは簡易的な目安です。最終的には、信頼できる業者に家の状態を見てもらったうえで判断しましょう。
プロに相談する前に準備しておくとスムーズなこと
業者に相談する際、以下の3つを用意しておくと、より的確な提案をもらえます。家の図面(あれば。なくてもOK)、今の家の困っているところリスト、そしてざっくりの予算感です。
まとめ:「どっちが得か」ではなく「どっちが自分に合うか」
フルリフォームと建て替えに、万人共通の正解はありません。金額だけを比べれば、多くの場合フルリフォームのほうが安く済みます。でも「安い=正解」とは限りません。
家の状態、間取りへの希望、予算、住み続けたい年数、そして家への思い入れ——。これらを総合的に考えたときに「自分にフィットするのはどっちか」が見えてきます。
迷ったら、フルリフォームと建て替えの両方に対応できる業者に相談してみるのがおすすめ。偏りのないアドバイスをもらえる可能性が高まります。





