沖縄で屋根のリフォーム。
2015/12/28
屋根は、雨風から守ってくれる家の持つ大切な機能です。
今回は、
- 屋根リフォームの工事の種類
- 屋根塗装に使われる塗料の種類
- 屋根のメンテナンス時期
- 屋根リフォームの注意点
をまとめました。
屋根のリフォームを考えている方に役立つ情報をご紹介していきます。
屋根リフォーム工事の種類
ここでは、屋根リフォーム工事の種類についてご紹介していきます。
屋根リフォームの工事方法は大きく分けて4つの工法があります。
- 塗り替え
- カバー工法(重ね張り)
- 葺き替え
- 補修工事
以上、4つの工法の特徴やポイントについてそれぞれ簡単に説明していきます。
塗り替え
塗り替えは、屋根材と下地材の痛みが少ない場合に可能な工法です。現在の屋根を高圧洗浄し、表面の汚れを落とします。その後、下地に処理を行い塗料を塗っていきます。
葺き替えと異なり、コストを抑えることができるので経済的なリフォーム工法です。
カバー工法(重ね張り)
カバー工法・重ね張りは、現在の屋根を撤去せずに現在の屋根の上に新しい屋根材をかぶせる工法です。この工法も下地材に痛みが少ない場合に可能な工法です。カバー工法のメリットは、葺き替えに比べて工事の時間が短くて費用がかからない点です。また、屋根が二重になりますので、断熱性と遮音性が高まります。逆にデメリットとして、屋根が二重になった分重みが増しますので耐久性を確認する必要があります。
葺き替え
葺き替えは、屋根材と下地材の両方を新しく取り替える工法です。屋根材・下地材の両方痛みがひどい場合に有効です。葺き替えのメリットは、建物全体の耐久性が向上することや、新しくするなかで窓をつけたりこれまでなかった機能をプラスすることが可能です。また、コストは高くなりますが、屋根材のすべてを新しくするのでメンテナンスの頻度が少なくてすむようになると長期的には経済的な工法になる可能性があります。デメリットとしては、コストが高いことと工事が長期期間になる点です。
補修工事
補修工事は、これまでご紹介してきた塗り替え・カバー工法・葺き替えのような工事を行うには至らないが屋根のコンディションを整えるのに必要な工事です。破損部分の修復や雨漏りを防ぐための防水工事など、屋根の機能を維持するために必要な工事です。
屋根のリフォームには、以上の方法があります。
目的に応じた屋根のリフォーム方法を選んで快適な生活空間にしてみてはいかがでしょうか?
屋根塗装に使われる塗料の種類
ここでは、屋根塗装に使われる塗料の種類をご紹介します。
屋根塗料として主に使用されているのは、フッ素樹脂、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂の4種類です。
そのなかでもフッ素樹脂とシリコン樹脂の使用が多くなってきています。また、遮断熱塗料の使用も多くなってきています。
それぞれの塗料の特徴などを簡単に説明していきます。
フット樹脂塗料
汚れに強く、耐久性や耐候性も高い塗料です。耐久年数は15〜20年です。
高い性能と同時に価格も高い塗料です。
シリコン樹脂塗料
汚れに強く、耐久性が高く、塗装膜が膨れたり剥がれることが少ない塗料です。耐久年数は13〜15年です。
ウレタン樹脂塗料
一般的な塗料です。耐久性・耐磨耗性・耐油性・耐薬品性が高い塗料です。耐久年数は8〜10年です。
アクリル樹脂塗料
耐久性は低いですが、安価な塗料です。現在は屋根塗料としてあまり使用されません。耐久年数は12〜15年です。
以上が屋根塗料の種類と特徴の簡単な説明です。それぞれの塗料の特徴を理解することで理想の屋根のリフォームに近づけるでしょう。
塗料の選び方にも注意してリフォームを進めていきましょう。
屋根のメンテナンス時期
ここでは、屋根のメンテナンス時期についてご紹介していきます。
屋根は、雨風にさらされています。そのため、劣化していきますし破損も起こります。しっかりとした点検とメンテナンスが屋根のコンディションを守る上で大切なポイントです。
屋根材ごとにチェックポイント・メンテナンスを時期が異なります。
化粧ストレート屋根
色があせてきた、サビが目立ってきた。この時期が塗り替えの目安になります。大まかには7〜8年程度でのメンテナンスとなります。
セメント瓦
色艶が無くなってきた、触れるとボロボロと表面が欠ける・取れてします。このような状態になると交換するタイミングとなります。
金属系屋根材
サビが目立ってきたらメンテナンスの時期ですが、屋根にゴミが溜まって水が流れずにいるといるとサビの進行が早くなりますので定期的にゴミの撤去も大切です。
以上のようにそれぞれの屋根材にあったメンテナンス時期に気をつけてこまめな点検を行うとで、長期的に屋根のコンディションをよく保つことができます。
屋根リフォームの注意点
屋根材の特徴や性能を理解した工法、点検、メンテナンスを実施することが大切です。また、屋根リフォームの注意点として、「適切な勾配にする」「強度をきちんと確認する」ことが大切です。屋根のリフォームで現在とは違う屋根材を使用する際には、適切な勾配をしっかりと考慮する必要があります。さらに、屋根の強度もきちんと考慮することが安全で快適な生活空間にするために注意するポイントです。
沖縄で屋根のリフォームをお考えの方へ。
これから、リフォームをお考えのお客様は、是非とも沖縄リフォームセンターまでお問い合わせくださいね(^^)
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